「話題の医療ダイエット、始めてみたいけど本当に効くのかな?」 「高いお金を払って、もし痩せなかったら……」
そんな不安が頭をよぎって、あと一歩が踏み出せずにいませんか?
結論から言いますね。効果には個人差がありますが、早い方だと飲み始めて2週間くらいで「あれ?食欲が落ち着いてきたかも」という変化を感じ始めます。
そして、気になる体重の減り幅ですが、臨床データ上の現実は、1ヶ月で平均−1kg〜2kgほどです。
「えっ、たったそれだけ?」と思われたかもしれません。
でも、リベルサスは魔法の薬ではありません。あくまで、脳に働きかけて太りにくい習慣を作るための、いわば「自転車の補助輪」のような存在なのです。
この記事では、医療ライターである私が、精神科専門医の尾内隆志医師による監修のもと、リベルサスの効果と副作用、そして「痩せない」という口コミの真実について、どこよりも詳しく、正直に解説します。
- データと実際の患者様の口コミから分析した、服用期間別(1ヶ月・3ヶ月)の具体的な体重推移
- 「Yahoo!知恵袋」などで見かける「痩せない」「副作用が辛い」という声に対する、医学的に正しい対処法
- 精神科専門医が教える、脳の仕組みを利用して「リバウンドせず健康的に痩せる」ためのメンタルケア
リベルサスの効果はいつから?期間別の体重変化シミュレーション
これからリベルサスを始めるあなたが一番知りたいのは、「いつから効き始めて、具体的に何キロ痩せるのか」という点でしょう。
インターネット上の広告では「1ヶ月で−5kg!」といった華々しい言葉が踊ることもありますが、医療の現場にあるデータはもっと現実的で堅実です。
ここでは、過度な期待を持たせてあなたを失望させないよう、臨床試験の結果や多くの体験談に基づいた「リアルな体重変化のシミュレーション」をご紹介します。
これを読んで、あらかじめ心の準備をしておくことで、焦らずに治療に取り組むことができるはずです。

- 開始〜2週目: 体重の変化はわずか(−0.5kg未満)。食欲の変化を感じ始める時期。
- 1ヶ月目(4週): 3mgから7mgへ増量検討。目安は1kg前後(順調なケースで1〜2kg)。
- 3ヶ月目(12週): 体重減少が進みやすい時期。数kgの減量が見込まれ(平均3kg前後、良好例で5kg程度)、見た目の変化が出ることも。
【開始〜2週間】体重よりも「食欲の変化」を感じる時期
服用を開始して最初の数日間は、正直なところ「何も変わった気がしない」と感じる方が多いです。
あるいは、後ほど詳しく解説しますが、軽い胃のムカムカ(悪心)を感じて、「これが副作用か」と実感するケースの方が多いかもしれません。
しかし、飲み始めて1週間から2週間が経過した頃、ふとした瞬間に変化に気づきます。
「あれ?いつもなら夕食後にお菓子を食べたくなるのに、今日は欲しくないな」
「定食のご飯を半分残してしまったけれど、お腹がいっぱいだ」
このように、体重という数字よりも先に、「脳の食欲」に対する変化が現れるのがこの時期の特徴です。
これは、リベルサスの有効成分であるセマグルチドが、体内のGLP-1受容体に作用し始めた証拠です。
尾内 隆志 医師 (精神科専門医) のコメント
尾内 医師最初の2週間は、脳が新しい環境に慣れるための準備期間だと考えてください。
これまで『食べたい』と強く指令を出していた脳の回路が、薬の作用によって少しずつ鎮静化されていきます。
この時期に体重が減らなくても、全く焦る必要はありません。
むしろ、急激に体重が落ちると身体への負担も大きいですから、まずは『食欲のコントロール感』を味わうことが大切です
【1ヶ月目】3mgから7mgへの移行と「平均−1kg〜2kg」の現実
リベルサスの治療は、通常一番用量の少ない「3mg」からスタートします。
この3mgは、あくまで身体を薬に慣れさせるための「導入量」であり、この段階で劇的な体重減少を期待するのは少し気が早いです。
多くのクリニックでは、3mgを4週間服用した後、副作用の問題がなければ、より効果の強い「7mg」へと増量を検討します。
そして、この1ヶ月(4週間)が経過した時点での体重減少幅は個人差がありますが、目安としては1kg前後に留まるケースが多いです。
臨床試験では“1ヶ月時点の平均減量”が明確に示されているわけではないため、ここで示す数値は、6ヶ月程度の試験結果から大きく逸脱しない「現実的な目安」として捉えてください。
もしあなたが「1ヶ月で5kg痩せたい」と思っていたなら、少し物足りなく感じるかもしれません。
しかし、1ヶ月で体重の5%近くを落とすというのは、身体にとっては非常に大きな変化です。
このペースで落ちていれば、治療は順調に進んでいると自信を持ってください。
取材で伺った患者様の事例
「以前取材したある患者様も、最初の1ヶ月は毎朝体重計に乗るたびに『あれ、また変わってない』とため息をついていたそうです。結局その方の1ヶ月目の減量は−1.2kgでしたが、よくよく振り返ってもらうと、明らかに間食の回数が減り、お酒を飲んだ後の『締めのラーメン』を欲しがらなくなっていました。数値には出にくいですが、生活習慣のベースはこの時期に確実に変わっている。そう実感させられた事例です」
【3ヶ月目以降】安定期と「見た目の変化」
7mgへの増量を行い、服用を3ヶ月(12週間)以上継続すると、いよいよ本格的な「安定期」に入ります。
この頃には薬の血中濃度が安定し、食欲抑制効果が一日中持続するようになります。
個人差はありますが、3ヶ月で−3kgから−5kgほどの減量を達成する方が多く見られます。
−3kgを超えてくると、フェイスラインがすっきりしたり、ウエスト周りの服に余裕ができたりと、他人から見てもわかる「見た目の変化」が現れ始めます。
重要なのは、この時期になっても「食べないダイエット」をするのではなく、「質の良い食事を適量とる」ことです。
リベルサスの力を借りて、無理なく摂取カロリーを抑えつつ、タンパク質やビタミンを意識した食事を摂ることで、やつれることなく健康的に美しく痩せることが可能になります。
「知恵袋」やSNSのリアルな口コミ検証:副作用と失敗談
リベルサスの服用を検討する際、どうしても気になるのがネット上のネガティブな口コミです。
「Yahoo!知恵袋」やSNSで検索すると、「気持ち悪くて続けられない」「全然痩せない」「金の無駄」といった辛辣な意見を目にすることがあります。
これらの口コミは、これから始める方にとっては大きな不安要素でしょう。
しかし、これらの「失敗談」や「苦痛の声」には、必ず原因と対処法があります。
ここでは、ネガティブな口コミを隠すことなく検証し、あなたが同じ轍を踏まないための具体的な対策をお伝えします。
「気持ち悪い」「吐き気で仕事にならない」は本当か?
結論:本当ですが、多くは一時的なものです。
リベルサスの最も代表的な副作用は、胃腸障害(吐き気、胃のむかつき、下痢、便秘など)です。
臨床試験のデータや添付文書によると、悪心(吐き気)の発現頻度は5%以上とされていますが、実臨床の感覚では、飲み始めの時期に約20%〜30%の方が何らかの胃の不快感を感じています。
これは、薬の作用の一つである「胃排泄遅延作用(食べた物を胃に長く留める働き)」によるものです。
急激に胃の動きがゆっくりになるため、車酔いのような感覚に襲われるのです。
しかし、この副作用には明確な特徴があります。
それは、「身体が慣れてくれば消失する」という点です。
多くの方は、服用開始から1〜2週間程度で軽くなる傾向があります(※個人差あり)。
ただし、3〜4週間ほどで落ち着くケースもあるため、2週間で改善しなくても過度に不安にならず、つらい場合は医師に相談してください。
- 開始日を調整する: 仕事が休みの前日や、週末から服用を開始し、自宅で安静にできる環境で様子を見るのがおすすめです。
- 食事を小分けにする: 一度にたくさん食べると胃に負担がかかるため、少量を数回に分けて食べるようにしましょう。
- 消化の良いものを選ぶ: 脂っこい食事は胃もたれを助長します。うどんやおかゆ、スープなど、消化に良いものを中心にしてください。
- 就寝前の食事を控える: 寝る直前に食べると、翌朝の胃もたれが強くなる傾向があります。
実際に効果があった患者様の対策
「ある患者様は、初日の午前中に船酔いのようなムカムカ感に襲われ、仕事が手についても集中するのが大変だったそうです。そこで翌日からは、医師のアドバイスに従い『枕元にあらかじめ常温の水を用意しておく』という方法を実践されました。起床後すぐにその場で服用し、その後30分〜1時間は無理に起き上がらず、横になったままスマホでニュースをチェックして過ごす。たったこれだけの工夫で驚くほど楽になり、3日目にはほとんど気にならなくなったとおっしゃっていました」
「1ヶ月飲んでも全く痩せない」人の共通点
「知恵袋」などで見かける「1ヶ月飲んだのに1キロも減らない」という口コミ。
これには、いくつかの典型的な共通点(失敗パターン)が存在します。
もしあなたが以下のいずれかに当てはまるなら、薬の効果を十分に引き出せていない可能性があります。
リベルサスで食欲がなくなったからといって、極端に食事を抜いていませんか?
摂取カロリーが基礎代謝を下回ると、身体は「飢餓状態」と判断し、エネルギーを節約しようと代謝を落とします。
その結果、逆に痩せにくい体質になってしまうのです。
「ご飯は減らした」と言いつつ、甘いカフェラテやジュース、小さなお菓子をちょこちょこ口にしていませんか?
リベルサスは血糖値をコントロールしますが、吸収されたカロリーを消滅させるわけではありません。
飲み物やおやつのカロリーは意外と高く、食事を減らした分を相殺してしまっているケースが多々あります。
先述した通り、3mgは「慣らし期間」です。
この段階で効果が出ないからといって「自分には合わない」と判断してやめてしまうのは非常にもったいないことです。
7mgに増量してから本当の効果を実感する方が大半ですので、まずは医師の指示通りに段階を踏むことが重要です。
尾内 隆志 医師 (精神科専門医) のコメント



『薬を飲んでいるから大丈夫』という安心感から、無意識のうちに自分へのご褒美が増えてしまっている患者様もいらっしゃいます。
これを心理学では『モラル・ライセンシング(善行による許可)』と呼びます。
薬はあくまでサポート役です。
毎日の食事内容をアプリなどで記録し、客観的に自分を見つめ直すだけでも、結果は大きく変わってきますよ
薬をやめたらリバウンドする?
これは非常に多くの質問をいただく点ですが、正直にお答えします。
食生活が元に戻れば、体重も元に戻ります。
リベルサスは、服用している間だけ食欲を抑える薬であり、服用を中止すれば薬の効果はなくなります。
したがって、薬で食欲が落ちている間に「何も学習しなかった」場合は、やめた途端に食欲が爆発し、リバウンドする可能性が高いです。
しかし、悲観する必要はありません。
リベルサスの服用期間(例えば3ヶ月〜半年)を利用して、「少ない量で満足する胃」と「健康的な食習慣」を身体に覚え込ませることができれば、薬をやめた後も体重を維持することは十分に可能です。
リバウンドするかどうかは、薬を飲んでいる期間を「ただ痩せる期間」と捉えるか、「一生モノの食習慣を作るトレーニング期間」と捉えるかで決まります。
▼副作用の種類と発生頻度・対処法一覧
| 症状 | 発生時期の目安 | 発生頻度 (目安) | 対処法・医師への相談目安 |
|---|---|---|---|
| 悪心 (吐き気) | 服用初期〜増量時 | 20〜30% | 食事を小分けにする、消化の良いものを摂る。激しい嘔吐が続く場合は受診。 |
| 下痢・便秘 | 服用初期〜継続中 | 5〜10% | 整腸剤の併用が可能か医師に相談。水分摂取を心がける。 |
| 頭痛・めまい | 服用初期 | 5%未満 | 低血糖の可能性も考慮し、糖分(ブドウ糖)を補給して様子を見る。 |
| 疲労感・倦怠感 | 服用初期 | 5%未満 | エネルギー不足の可能性。無理せず休息を取り、栄養バランスを見直す。 |
| 低血糖 | 随時 | 頻度不明(稀) | 冷や汗、動悸、手指の震えが出たら、すぐに糖分を摂取し安静にする。 |
精神科医が解説!なぜリベルサスは「脳」に効くのか?
多くのダイエットクリニックや美容外科のサイトでは、「GLP-1で痩せる!」と宣伝されていますが、そのメカニズムを「脳」の視点から解説しているところは少ないかもしれません。
ここでは、精神科専門医である尾内医師の視点から、なぜリベルサスが「意志の弱さ」に関係なく効果を発揮するのか、その科学的な理由を深掘りします。
ダイエットが続かない自分を責めてしまっている方にこそ、読んでいただきたい内容です。
「意志が弱い」せいじゃない?GLP-1と食欲中枢の関係
「ダイエットしなきゃいけないのに、どうしても食べてしまう私は意志が弱いんだ…」
そうやって自己嫌悪に陥ったことはありませんか?
しかし、医学的に見れば、それはあなたの意志の強さとはあまり関係がありません。
食欲は、脳の視床下部という場所にある「食欲中枢」によってコントロールされています。
ストレスやホルモンバランスの乱れによって、この食欲中枢が暴走してしまうと、どれだけ強い意志を持っていても、本能的な「食べろ」という命令に抗うことは極めて困難です。
リベルサス(GLP-1受容体作動薬)は、この視床下部に直接作用します。
具体的には、脳に対して「もう満腹ですよ」「エネルギーは十分ですよ」という信号を擬似的に送るのです。
これにより、脳は自然と「食べる必要がない」と判断し、無理やり我慢することなく、穏やかに食欲が収まっていきます。
つまり、リベルサスは「意志の力」に頼らず、「脳のホルモンバランス」を整えることで食欲を適正化するアプローチなのです。


ストレス過食とリベルサスの相性
仕事で嫌なことがあった時や、深夜に孤独を感じた時、無性に甘いものやジャンクフードを食べたくなりませんか?
これは「エモーショナル・イーティング(情動的摂食)」と呼ばれる状態で、ストレスホルモンであるコルチゾールの影響で、脳が快楽物質(ドーパミン)を求めて暴走している状態です。
実は、リベルサスはこの「ストレス過食」タイプの方と非常に相性が良いことがわかっています。
GLP-1は、食欲だけでなく、脳の報酬系(快楽を感じる回路)にも関与していると考えられています。
「食べること=快感」という結びつきを穏やかにすることで、ストレスを感じた時に反射的に食べ物に手を伸ばしてしまう衝動を抑える効果が期待できるのです。
尾内 隆志 医師 (精神科専門医) のコメント



精神科医として多くの患者様を診てきましたが、摂食障害に近い『過食』の傾向を持つ方は、心の中に埋められない不安やストレスを抱えていることが多いです。
リベルサスは、そうした『食べることへの執着』を薬理学的に少し距離を置かせてくれるツールになります。
ただし、根本的なストレス原因が解決するわけではありません。
薬で食欲が落ち着いている間に、食べる以外のストレス発散方法(趣味や運動、休息など)を見つけることが、メンタルヘルスにおいても非常に重要です
安全に続けるために:低血糖とメンタル不調のサイン
リベルサスは安全性の高い薬ですが、脳やホルモンに作用する以上、注意すべき副作用もあります。
特に気をつけていただきたいのが「低血糖」と、稀に起こる「気分の落ち込み」です。
本来、リベルサスは血糖値が高い時だけインスリンを分泌させるため、単独での使用で低血糖になるリスクは低いとされています。
しかし、極端な糖質制限を行っていたり、激しい運動をした後に食事を抜いたりすると、血糖値が下がりすぎてしまうことがあります。
冷や汗、動悸、手足の震え、異常な空腹感を感じたら、それは低血糖のサインです。
すぐにブドウ糖や甘いジュースを摂取してください。
また、急激に体重が減ることで、身体がエネルギー不足になり、脳への栄養も不足して、一時的にうつっぽい気分になったり、イライラしやすくなったりすることもあります。
「痩せなきゃ」という強迫観念にとらわれず、心身に違和感を感じたら、勇気を持って休薬し、医師に相談してください。
効果を最大化し、無駄な出費を防ぐ「正しい飲み方」
リベルサスは、他の薬に比べて「飲み方のルール」が非常に厳格な薬です。
はっきり申し上げますが、このルールを守れなければ、高い薬代はすべてドブに捨てることになります。
それほどまでに、飲み方が効果を左右するのです。
ここでは、効果を最大化し、コストパフォーマンスを良くするための正しい服用方法と、意外と知られていない注意点を解説します。
鉄則:「起床時・空腹時・水120ml以下」を守る理由
リベルサスの服用ルールは以下の3点です。
- 起床時(その日最初の飲食の前)に飲むこと
- コップ半量(約120ml)以下の水で飲むこと
- 服用後、少なくとも30分間は飲食・服薬を避けること
なぜ、こんなにも細かいのでしょうか?
その理由は、リベルサスの有効成分であるセマグルチドが、経口の吸収率(推定バイオアベイラビリティ)が非常に低く、約0.4%程度(1%未満)とされるためです。
胃の中に少しでも食べ物や飲み物が残っていると、成分がそれらに邪魔をされて吸収されず、そのまま体外に排出されてしまいます。
また、水を多すぎて飲んでしまうと、薬が胃を通り越して小腸へ流れてしまい、やはり吸収されません(リベルサスは胃の粘膜から吸収されるように設計されています)。
「ちょっとくらいコーヒーを飲んでもいいだろう」
「20分経ったから朝ごはんを食べちゃおう」
この油断が、効果を劇的に下げてしまいます。
「完全に空っぽの胃に、少量の水で薬を張り付ける」。
このイメージを持って、毎朝のルーティンを徹底してください。


コスパ重視なら「3mg」で止めるべき?「7mg」に上げるべき?
リベルサスは自費診療となるため、費用も切実な問題です。
一般的に、3mgよりも7mg、7mgよりも14mgの方が薬価は高くなります。
「できれば安い3mgのままで続けたい」と考えるのは当然です。
しかし、費用対効果(コスパ)の観点から言えば、効果を感じていないのに3mgをダラダラ続けるのが、最も無駄な出費と言えます。
先述の通り、3mgはあくまで慣らし運転用です。
臨床試験のデータを見ても、有意な体重減少効果が認められているのは主に7mg以上です。
もし3mgを1ヶ月続けても食欲抑制効果を十分に感じられない場合は、思い切って7mgに増量することをお勧めします。
結果的にその方が早く目標体重に到達し、トータルの服用期間を短くできる可能性があるからです。
逆に、3mgでも十分に食欲が抑えられていて、体重も減っているなら、無理に増量する必要はありません。
自分の身体の反応と財布事情を天秤にかけ、医師と相談しながら最適な用量を決めていきましょう。
▼3mg・7mg・14mgの目的と対象者・費用目安比較
| 用量 | 主な目的 | 対象者・推奨ケース | 費用目安 (月額・自費) |
|---|---|---|---|
| 3mg | 導入・慣らし | 初めて服用する方。副作用が心配な方。少量の減量で良い方。 | 5,000円 〜 10,000円 |
| 7mg | 維持・本格減量 | 3mgで副作用がなく、本格的に痩せたい方。標準的な維持用量。 | 10,000円 〜 20,000円 |
| 14mg | 強力な減量 | 7mgでも食欲が抑えられない方。高度肥満の方。 | 20,000円 〜 35,000円 |
※費用はクリニックにより大きく異なります。診察代や送料が別途かかる場合もあります。
よくある質問 (FAQ)
ここでは、リベルサスに関するよくある疑問について、一問一答形式で簡潔にお答えします。
気になる点があれば、ここで解消しておきましょう。
飲み忘れたら昼に飲んでもいいですか?
絶対にNGです。その日はスキップして、翌朝飲んでください。
リベルサスは「完全に空腹な状態」でなければ吸収されません。
昼食前や夕食前だと、前の食事の影響が胃に残っている可能性が高く、効果が期待できないばかりか、副作用のリスクも予測できません。
飲み忘れた場合は、その日の分は諦めて、翌日の朝から通常通り(1回分)服用してください。
2日分をまとめて飲むのも絶対にやめてください。
保険適用になりますか?
ダイエット目的(美容目的)での使用は、全額自費診療(自由診療)となります。
リベルサスは、日本では「2型糖尿病」の治療薬として承認されています。
そのため、糖尿病の診断を受けていない方がダイエット目的で使用する場合は、健康保険は適用されず、全額自己負担となります。
また、万が一重篤な副作用が出た場合に利用できる「医薬品副作用被害救済制度」も、適応外使用の場合は対象外となるリスクがあることを理解しておきましょう。
妊娠中やピル服用中でも飲めますか?
妊娠中は禁忌(飲んではいけません)。ピルとの併用は医師に相談が必要です。
動物実験において、胎児への悪影響が報告されているため、妊婦または妊娠している可能性のある女性は服用できません。
服用中に妊娠がわかった場合は、直ちに服用を中止し医師に連絡してください。
低用量ピルとの併用については、一般的には併用可能とされることが多い一方で、リベルサスの胃排出遅延作用により、ピルの吸収が遅れたり不安定になったりする可能性がゼロではありません。
そのため、処方医にピル服用中であることを必ず伝え、必要に応じて服用タイミングの調整や、開始初月は念のため他の避妊法を併用するなどの対策を相談してください。
尾内 隆志 医師 (精神科専門医) のコメント



未成年の方や、これから妊娠を希望されている方への処方には、特に慎重であるべきです。
将来の身体のこと、そして生まれてくるお子さんのことを最優先に考え、安易な服用は避けるべきです。
適切な時期と方法を選べば、ダイエットのチャンスは何度でも訪れますから、焦らないでくださいね
まとめ:リベルサスは「お守り」。最後は自分の生活習慣を変えるチャンス
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
リベルサスの効果が現れる時期や、リアルな副作用の実態について、イメージが掴めたでしょうか。
リベルサスは、決して「飲むだけで勝手に脂肪が消える魔法の薬」ではありません。
しかし、あなたの「痩せたいのに食べてしまう」という脳の葛藤を鎮め、辛い空腹感を和らげてくれる、非常に強力な「お守り」であり「補助輪」です。
最初の1ヶ月、副作用の時期さえ乗り越えれば、これまでダイエットで挫折を繰り返してきたあなたでも、今度こそ理想の自分に近づけるチャンスがあります。
大切なのは、薬に頼りきりになるのではなく、薬の力を借りている間に、少しずつ食事や生活の習慣を変えていくことです。
それができれば、薬を卒業した後も、リバウンドにおびえることのない、健康的で美しい毎日が待っています。
一人で悩まず、まずは信頼できる医療機関で相談してみることから始めてみませんか?
専門医が、あなたの身体と心に寄り添い、最適な治療プランを提案してくれるはずです。
尾内 隆志 医師 (精神科専門医) のメッセージ



ダイエットの悩みは、単なる美容の問題ではなく、自己肯定感や日々の幸福感に直結する心の問題でもあります。
『自分を変えたい』というその勇気を、私たちは医学の力で全力でサポートします。
不安なこと、怖いことがあれば、どんな小さなことでも相談してください。一緒に、無理のないゴールを目指しましょう
▼リベルサス治療開始前の最終チェックリスト
| 項目 | チェック | 補足 |
|---|---|---|
| BMIの確認 | □ | 医療ダイエットの適応となるか(一般的にBMI18.5以上などクリニックによる) |
| 費用の確保 | □ | 月1〜2万円程度の継続的な出費が可能か |
| 服用ルールの理解 | □ | 毎朝起床時の服用・絶飲食が守れる生活スタイルか |
| スケジュールの調整 | □ | 飲み始めの数日間、副作用が出ても休める環境があるか |
| 相談先の選定 | □ | 糖尿病専門医や精神科医など、信頼できる監修医のいるクリニックか |

