レーシックとICL、どちらを受けるべきか迷っているあなたへ、結論から申し上げます。
「強度近視・乱視・角膜が薄い人」はICLが選択肢になりやすく、「軽度〜中等度の近視で初期費用を抑えたい人」はレーシックが選択肢になりやすい傾向があります。
ただし、ICLは角膜を削らない一方で前房深度や角膜内皮細胞密度などの条件で不適応となる場合があり、スポーツの可否も含めて最終判断は適応検査で行います。
視力を取り戻すという目的は同じです。
しかし、目のどこをどう治療するのか、どのようなリスクを伴うのかという点は、実は似て非なるものです。
最終的な決定は、インターネット上の情報だけでなく、精密検査による「角膜の厚さ」や「瞳孔の大きさ」などのデータ、そしてあなたの「将来のライフプラン」を掛け合わせて行う必要があります。
- 一目でわかる!レーシックとICLの「違い」と「選び方」比較表
- 知恵袋で話題の「後遺症」や「痛み」についての医学的見解と真実
- 失敗しないためのクリニック選びと、医師が教える決断のポイント
- 国内最多症例数145万件の実績※1
- 患者様満足度99.2%
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レーシックとICL、あなたに向いているのはどっち?
まずは、あなたの現在の状況や希望にどちらの術式が適しているのか、全体像を把握しましょう。
多くの人が「なんとなく怖いからICL」「安いからレーシック」と安易に考えがちですが、医学的な適応条件は非常にシビアです。
以下のチェックリストで、ご自身の傾向を確認してください。
▼簡易診断チャート:あなたの優先順位はどっち?

- [ ] 現在のコンタクトレンズの度数が-6.0D以上(強度近視)だ
- [ ] 乱視が強く、ソフトコンタクトレンズでは視力が出にくい
- [ ] 「角膜を削る」ことに強い抵抗感がある
- [ ] 将来に備え、レンズの摘出・交換が可能という特徴(可逆性)を重視したい
- [ ] ドライアイがひどく、コンタクトレンズの装用が辛い
- [ ] 近視の度数は軽度〜中等度(-6.0D未満)だ
- [ ] 手術費用はなるべく安く抑えたい(30万円以下など)
- [ ] ボクシング、ラグビー、格闘技など、顔面に衝撃を受けるスポーツをする(術式によって外傷時リスクの考え方が異なるため、主治医と個別に相談が必要)
- [ ] 職業上、絶対に眼鏡やコンタクトがズレてはいけない(警察官、消防士など)
- [ ] 老眼の年齢(45歳以上)にはまだ達していない
30秒で理解する「決定的な違い」比較表
両者のスペックを比較すると、最大の違いは「角膜を削るか、削らないか」にあります。
この一点が、術後の見え方の質や、将来的な修正のしやすさに大きく関わってきます。
以下の表で、費用やリスクの違いを詳細に比較しました。
| 比較項目 | レーシック (LASIK) | ICL (眼内コンタクトレンズ) |
|---|---|---|
| 手術の仕組み | 角膜の表面を薄く切り(フラップ)、レーザーで角膜を削って屈折を調整する | 角膜を約3mm切開し、虹彩と水晶体の間にレンズを挿入する |
| 可逆性 (元に戻せるか) | 不可 (削った角膜は再生しない) | 摘出・交換は可能(可逆性はある) ※ただし摘出=必ず手術前と同一の状態に戻ると断定はできない(合併症や経時変化が起こり得る) |
| 費用相場 (両眼) | 20万〜40万円前後 (目安:術式・保証・地域等で変動) | 45万〜70万円前後 (目安:乱視用レンズ有無・保証・地域等で変動) |
| 適応範囲 | 軽度〜中等度の近視・乱視 ※角膜厚が必要 | 強度近視・強度乱視にも対応 ※角膜厚の影響を受けにくい |
| 見え方の質 | 夜間にハロー・グレアが出やすい傾向 | 鮮明でコントラスト感度が高い |
| ドライアイ | 術後に症状が出やすい (多くは時間とともに軽快するが、遷延する場合もある) | 角膜を大きく削らないため影響が相対的に少ない可能性はあるが、個人差がある |
| 術後の制限 | フラップ安定まで目を擦らないよう注意 | 手術直後から比較的安定している |
ICL(眼内コンタクトレンズ)がおすすめな人
ICLは、目の中に小さなレンズを埋め込む手術であり、角膜を削らないため「光学的なメリット」が非常に大きいです。
特に強度近視や強度乱視の人にとっては、レーシックのように角膜を大量に削る必要がないため、角膜の強度を保ったまま視力回復が可能です。
また、最大の特徴は「可逆性」です。
万が一、度数が合わなくなったり、将来的に白内障手術が必要になったりした場合でも、レンズの摘出・交換が可能です。
ただし、合併症や経時変化が起こり得るため、“必ず手術前と同一の状態に戻る”とは断定できません。
この「やり直しがきく」という安心感は、手術に不安を感じる慎重派の方にとって大きなメリットと言えるでしょう。
レーシックがおすすめな人
レーシックは、日本国内で長年の実績があり、症例数が非常に豊富な術式です。
最大のメリットは、ICLに比べて初期費用が安いことです。
また、角膜の表面にフラップ(蓋)を作って定着させるため、一度安定してしまえば、レンズが目の中で回転したりズレたりするリスクが物理的に存在しません。
外傷リスクが高い競技は、LASIKではフラップ関連のリスクも考慮が必要です。
競技内容や受傷リスクに応じて、術式選択を主治医と個別に相談し、場合によってはフラップを作らない術式も含めて検討します。
ただし、角膜を削る量には限界があるため、角膜が生まれつき薄い人や、削る量が多くなる強度近視の人には適応できないことがあります。
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徹底比較:費用・痛み・リスクの「リアル」
手術を検討する際、誰もが最も気になるのが「お金」「痛み」「失敗のリスク」ではないでしょうか。
ここでは、クリニックの公式サイトではあまり語られない、患者視点でのリアルな情報と、長期的な損得勘定について深掘りします。
【費用】初期コストvs生涯コストの損益分岐点
ICLの費用は40万円〜70万円と高額ですが、これを「高い」と判断するのは早計かもしれません。
コンタクトレンズを使い続ける場合の「生涯コスト」と比較してみましょう。
例えば、1dayコンタクトレンズ(両眼で月額約5,000円と仮定)を使用し、ケア用品代や定期検診代を含めると、年間で約7万〜8万円のコストがかかります。
これを20年間続けると、総額は約140万円〜160万円にも上ります。
対してICLの手術費用が60万円だとしても、約7〜8年で元が取れる計算になります。
レーシックであれば30万円前後ですので、わずか3〜4年でコストを回収できることになります。
経済的な観点だけで見れば、視力矯正手術は非常にコストパフォーマンスの高い投資と言えるでしょう。

▼【参考】医療費控除による実質負担減
レーシックやICLは、国の定める「医療費控除」の対象となります。
年間の医療費が10万円を超えた場合、確定申告を行うことで所得税の一部が還付されます。
年収や手術費用にもよりますが、数万円〜10万円程度が戻ってくるケースも多いため、領収書は必ず保管しておきましょう。
【痛み】手術中・術後の痛みは実際どうなのか?
「目にメスを入れるなんて痛いに決まっている」と恐怖を感じる方は多いですが、実際の手術中の痛みはほとんどありません。
手術前に強力な点眼麻酔を行うため、レーザーを照射している間やレンズを入れている間の感覚は「触られている感じ」や「圧迫感」程度です。
しかし、全くの無痛かと言うと、別の意味での「不快感」があります。
ここで、実際に手術を受けた方々からよく聞かれるリアルな感想をご紹介します。
実際に手術を受けた方々に取材をすると、意外にも「レーザーやメスよりも辛かった」という声が多く挙がるのが、「開瞼器(かいけんき)」という器具の存在です。
これは手術中に瞬きをしないよう、強制的にまぶたを固定する器具なのですが、グイッと目を押し広げられるような強い圧迫感があります。
皆さん口を揃えて言うのが、「痛みというよりは、閉じたいのに閉じられないという本能的な恐怖や違和感だった」という点です。
ただ、手術自体は片目あたり数分〜10分程度であっという間に終わるため、「終わってみれば、歯医者の治療の方がよほど長くて痛い」と振り返る方が大半です。
術後の痛みについては、レーシックの方が強い傾向があります。
角膜の表面を切っているため、麻酔が切れた後に数時間〜1日程度、玉ねぎが目に染みるような痛みや、異物感を感じることが多いです。
一方、ICLは角膜切開が小さいため、術後の痛みが軽い傾向はありますが、見え方の揺れ・炎症・眼圧変動など個人差があります。
翌日から楽になる人もいれば、数日〜しばらく違和感が続く場合もあるため、経過は医師の指示に従いましょう。
【リスク】「ハロー・グレア」と「感染症」の真実
手術である以上、リスクはゼロではありません。
特に知っておくべきなのが、光の見え方の変化である「ハロー・グレア」と、稀ですが重篤な「感染症」です。
ハロー・グレア現象とは、夜間に信号や街灯を見ると、光の周りにリング状のもやがかかったり(ハロー)、光がギラギラと伸びて見えたり(グレア)する現象です。
これは、暗い場所で瞳孔が開いた際に、レーザーを照射した範囲やレンズの光学部分よりも瞳孔が大きくなってしまうことで発生します。
多くの場合は術後3ヶ月〜半年程度で脳が順応し、気にならなくなりますが、夜間の運転を職業とするドライバーの方などは、慎重な検討が必要です。

また、感染症のリスクについては、ICLの方が注意が必要です。
眼球の内部にレンズを入れる内眼手術であるため、万が一細菌が入ると深刻なダメージを受ける可能性があります。
確率は極めて稀ですが、…(※報告では約0.0167%(約1/6000)といった推定もあります)術後の点眼薬(抗生物質)の使用や、目を不潔にしないといった自己管理が非常に重要になります。
ここで、精神科専門医であり、医療経営にも携わる尾内医師に、医療リスクとの向き合い方について伺いました。
尾内医師 (精神科専門医・北野台病院理事長) のアドバイス
尾内 医師「リスクゼロ」を求めすぎず、正しく恐れることが大切です
医療において『100%安全』『絶対』ということはあり得ません。どのような手術にも、必ずメリットとリスクの両面が存在します。
インターネット上の極端な失敗談に過度に怯えるのではなく、統計的なデータ(エビデンス)を基に判断することが重要です。
『自分にとって許容できるリスクは何か』『得られるメリットはそのリスクを上回るか』を冷静に天秤にかけること。
そして、その不安を医師に率直にぶつけ、納得できるまで説明を受けるプロセスこそが、術後の後悔を防ぐ最大の鍵となります。
「乱視」と「強度近視」ならどっち?失敗しない選び方
視力が0.1を切るような強度近視の方や、乱視が強い方にとって、術式の選択はさらにシビアになります。
ここでは、あなたの目の「スペック」に応じた適切な判断基準を解説します。


強度乱視・強度近視にはICLが圧倒的に有利な理由
結論から言うと、強度近視や強度乱視の方にはICLが第一選択となります。
レーシックは、近視や乱視を矯正するために角膜を削ります。
矯正量が多くなればなるほど、深く角膜を削らなければなりません。
しかし、角膜の厚さには個人差があり、安全に残さなければならない厚み(ベッド厚)の基準が決まっています。
強度近視の方が無理にレーシックを受けると、角膜が薄くなりすぎて眼圧に耐えられなくなり、角膜が前方に突出する「角膜拡張症(ケラトエクタジア)」という深刻な合併症を引き起こすリスクが高まります。
一方、ICLはレンズの度数によって矯正を行うため、近視がどれだけ強くても角膜を削る量は変わりません。
そのため、強度近視の方でも角膜の強度を温存したまま、安全に視力を回復させることができるのです。
レーシックで乱視矯正ができる限界ライン
では、レーシックは乱視に対応していないのでしょうか?
いいえ、そんなことはありません。
軽度〜中等度の乱視であれば、レーシックでも十分に矯正が可能です。
レーシックで矯正できる範囲は、角膜条件・術式・機器性能で大きく異なります。
目安としては、学会ガイドライン等で示される一般的な上限(例:近視は同意のもと10Dまで、遠視・乱視は6Dを限度など)を参考にしつつ、最終判断は適応検査で行います。
重要なのは、「あなたの角膜に十分な厚みがあるか」です。
たとえ乱視がそれほど強くなくても、生まれつき角膜が薄い方は、安全マージンを確保できず、レーシック不適応と診断されることがあります。
この判断は、適応検査で角膜の形状解析を行わない限り分かりません。
自己判断せずに、まずは検査で数値を測定してもらうことが重要です。
「気付いたら老眼」問題:40代以降の選択肢
30代後半から40代にかけて手術を検討されている方が、絶対に見落としてはいけないのが「老眼」の問題です。
近視の人は、眼鏡を外せば近くが見えるため、老眼の症状に気づきにくいという特徴があります。
しかし、手術で遠くがハッキリ見えるようになると、その代償として「近くのピント合わせ」がしづらくなり、一気に老眼を自覚する(近くが見えなくなる)ことがあります。
これを防ぐための選択肢として、最近では「老眼対応ICL(多焦点IPCL)」や、片目を遠く用・片目を近く用に調整する「モノビジョンレーシック」といった方法も登場しています。
40代以降の方は、単に視力を1.5にするだけでなく、「手元のスマホや本が快適に見えるか」という視点も入れて医師と相談する必要があります。
知恵袋の「後悔」「失敗」投稿を精神科専門医と分析
Google検索やYahoo!知恵袋を見ると、「レーシック 失敗」「ICL やめたほうがいい」といったネガティブなキーワードが並び、不安になることでしょう。
これらの声の正体は何なのか、どう受け止めるべきなのかを分析します。
よくある「失敗」の声の正体
ネット上の「失敗した」という声の内容を詳細に分析すると、大きく分けて以下の3つのパターンが見えてきます。
過矯正による体調不良
視力を良くしたいあまり、度数を強くしすぎた結果、目が疲れやすくなり、頭痛や吐き気を感じるケースです。特にデスクワーク中心の人が遠くを見えすぎるように設定すると起こりやすくなります。
ドライアイの悪化
元々ドライアイ傾向の人がレーシックを受け、症状がさらに悪化して辛いというケースです。これは事前の検査で涙の量を測定し、リスクが高い場合はICLを選ぶなどで回避できることが多いです。
ハロー・グレアへの不適応
夜間の光の眩しさが想像以上で、運転や生活に支障が出たという声です。瞳孔径が大きい人に起こりやすい現象ですが、これも事前の検査で予測が可能です。
つまり、多くの「失敗」は、手術の手技そのもののミスというよりは、「術前の適応判断の甘さ」や「患者のライフスタイルと矯正目標のミスマッチ」に起因していることが多いのです。
「手術が怖い」という不安への対処法
それでも、目に異物を入れたりレーザーを当てたりすることへの恐怖心は、簡単には消えないものです。
この「恐怖心」について、精神科医の立場から尾内医師にお話を伺いました。
尾内医師のコメント



不安な気持ちは、医師との信頼関係を築くための第一歩です
目にメスを入れることに対して恐怖を感じるのは、生物としてごく当然の防衛本能です。決して恥ずかしいことではありません。
むしろ危険なのは、その不安を押し殺して『なんとかなるだろう』と安易に進めてしまうことです。
不安を解消するためには、医師に対して『何が具体的に怖いのか』を言語化して伝えることが重要です。
『痛みが怖いのか』『失明が怖いのか』『将来の病気が心配なのか』。
あなたの漠然とした不安に対して、面倒がらずにデータや医学的根拠を持って丁寧に答えてくれる医師。
そうした医師との対話を通じて信頼関係を築くことができれば、手術への恐怖心は自然と『納得感』へと変わっていくはずです。
納得感を持って臨んだ治療は、術後の満足感(心の安定)にも直結します。
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信頼できるクリニック・執刀医の選び方5つのチェックリスト
成功の9割は「クリニック選び」で決まると言っても過言ではありません。
広告の安さや有名人の体験談だけに惑わされず、以下の5つのポイントを必ずチェックしてください。
表示価格は手術代のみで、検査代や薬代が別料金になっていませんか?また、万が一視力が戻ってしまった場合の再手術保証や、ICLのサイズ交換の保証期間が明確に設定されているかを確認しましょう。
公式サイトで感染症対策(手術室のクリーン度や使い捨て器具の使用など)について明記されていますか?清潔管理は眼科手術の基本中の基本です。
これが最も重要です。利益を優先して無理に手術を勧めるのではなく、あなたの目のデータを見て「レーシックはリスクが高いからやめた方がいい」とハッキリ断ってくれる医師こそが、信頼できる医師です。
ICLには「認定医」制度があります。執刀医がライセンスを持っているか、また眼科専門医としての経歴が十分かを確認しましょう。
一つのクリニックの診断だけで即決せず、別のクリニックでも検査を受けることを推奨しているかどうかも、自信と誠実さの表れです。
尾内医師のコメント



良い医療機関は、デメリットも隠さず話します
医療機関を選ぶ際、良いことばかりを強調する病院には注意が必要です。
誠実な医師であれば、治療のメリットだけでなく、リスクやデメリット、術後の生活制限についても時間をかけて説明します。
また、セカンドオピニオンを歓迎する姿勢があるかどうかも、その医療機関の質を測る一つの指標になります。
納得がいかない場合は、遠慮なく別の医師の意見も聞いてみてください。自分の体を守るために、それは患者さんに与えられた正当な権利です。
疑問解消!レーシックとICLのよくある質問(FAQ)
最後に、適応検査に行く前に解消しておきたい細かな疑問について、Q&A形式でまとめました。
将来、白内障になったら手術はできる?
どちらも可能です。
ICLの場合は、挿入したレンズを取り出してから、通常の白内障手術を行います。
レーシックの場合も白内障手術は可能ですが、角膜の形状が変わっているため、白内障手術で入れる眼内レンズの度数計算に特別な配慮が必要になります。
最近はレーシック術後の計算式も進化していますが、白内障手術を受ける際は、必ず「過去にレーシックを受けた」と申告する必要があります。
医療費控除の対象になる?
なります。
視力矯正手術は、高額療養費制度の対象にはなりませんが、確定申告の「医療費控除」の対象にはなります。
1月1日から12月31日までに支払った医療費の合計が10万円(総所得金額等が200万円未満の人はその5%)を超える場合、申告によって税金が還付されます。
手術費用の領収書はもちろん、通院にかかった交通費(公共交通機関)のメモなども忘れずに保管しておきましょう。
適応検査に行くと、その場で手術しないといけない?
いいえ、検査だけでもOKです。
多くのクリニックでは、適応検査と手術は別日に行われます(希望すれば同日手術が可能な場合もありますが、慎重な判断をおすすめします)。
検査を受けて、自分の目の状態や見積もりを聞き、「一度持ち帰って検討します」と伝えても全く問題ありません。
むしろ、その場で契約を迫るようなクリニックは避けた方が賢明です。
まずは自分の目がどちらに適応しているか(あるいは両方不可か)を知ることが、すべてのスタートラインです。
まとめ:まずは適応検査で「自分の目の可能性」を知ろう
ここまで、レーシックとICLの違い、リスク、選び方について詳しく解説してきました。
情報量が多くて迷ってしまった方もいるかもしれません。
最後に、重要なポイントをチェックリストで振り返ります。
- [ ] 強度近視・乱視・角膜が薄い → ICL が第一候補
- [ ] 軽度近視・コスト重視 → レーシック が選択肢になりやすい
- [ ] 外傷リスクが高いスポーツ → 術式ごとのリスクを踏まえ主治医と個別に相談
- [ ] 40歳以上 → 老眼 への影響を医師と相談する
- [ ] リスク許容度 → ハロー・グレアや感染症リスクを理解し、納得できているか
- [ ] クリニック選び → 料金の透明性・保証内容・医師の実績を確認したか
ネットでどれだけ情報を集めても、「あなたの角膜の厚さ」や「瞳孔の大きさ」、「乱視の正確な軸」は、眼科で検査機器を通さない限り分かりません。
「自分はICLがいい」と思っていても、検査の結果、目の内部のスペースが足りずにICLが不適応となることもあります。
逆に、「レーシックは無理」と思い込んでいても、最新の機器なら適応可能なケースもあります。
悩み続けて時間を浪費するよりも、まずは専門機関の適応検査を受け、「自分の目における客観的なデータ」を手に入れてください。
そのデータさえあれば、漠然とした「悩み」は、具体的な「検討」へと変わります。


尾内医師からのメッセージ



あなたの人生をより良くするための、冷静な一歩を
視力は生活の質(QOL)に直結する、人生において非常に大切な要素です。
だからこそ、迷い、不安になるのは当然のことです。
しかし、一人で悩み続けても不安は増幅するばかりです。
専門家の客観的な検査データと、信頼できる医師のアドバイスを得ることで、霧が晴れるように自分の進むべき道が見えてくるはずです。
決して焦る必要はありません。ご自身が心から納得できる選択ができるよう、まずは最初の一歩を踏み出してみてください。
次のアクション:
まずは自宅や職場から通いやすく、実績のあるクリニックの公式サイトで「無料適応検査」や「簡易検査」の予約状況を確認してみましょう。
検査自体に痛みはありません。
あなたの裸眼生活への扉を開く鍵は、その検査データの中にあります。

